車両系建設機械（整地・運搬）運転技能講習
車両系建設機械（整地・運搬）の運転作業に従事する人は、建設作業や荷役作業の安全を守るために、労働安全衛生法に基づく運転技能講習を修了しなければならないことが義務づけられています。
ここでは、整地や運搬、積込み用及び掘削用の車両系建設機械の運転技能講習が行なわれます。対象となる主な機械は、ブルドーザ、スクレーパ、ドラグライン、モータ・グレーダ、スクレープ、ドーザ、クラムシェル、トレンチヤ、パワーショベル、バケット掘削機、ずり積機、ドラグショベル、トラクター・ショベルなどです。
受講者の所持している資格や経験により、受講できるコースが異なります。6時間コースは、車両系建設機械（解体用）運転技能講習修了者が受講できます。10時間コースは、建設機械施工技士1級・2級の第4種から第6種合格者が受講できます。
14時間コースは、大型特殊免許の所有者、または不整地運搬車運転技能講習を修了した人。もしくは、普通、中型、大型免許を所有し、小型車両系建設機械（整地等）特別教育修了後、機体重量が3t未満の車両系建設機械の業務経験が3ヶ月以上ある人が受講できます。
18時間コースは、小型車両系建設機械（整地等）特別教育を修了した後、機体重量が3t未満の車両系建設機械の業務経験が6ヶ月以上ある人が受講できます。
34時間コースは、車両系建設機械（基礎工事用）運転技能講習を修了した人が受講できます。今までのすべての条件に該当しない人は、38時間コースを受講することになります。